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第1回「英語でまなぶコンピュータ・サイエンス」実施レポート

 
画像 村嶋 亮一
第1回「英語でまなぶコンピュータ・サイエンス」実施レポート
2018年 05月 25日(金曜日) 22:11 - 村嶋 亮一 の投稿
 
くまもとLRネットでは、4月22日(日曜日)に、子どもICTワークショップ「英語でまなぶコンピュータ・サイエンス」を開催しました。
今回は記念すべき第1回目の取り組みで「コンピュータロジックを楽しく学ぼう」というテーマのもと、コンピュータによる情報処理や計算などに関する基礎理論を英語で学習しました。シアトル・熊本・福岡の3会場をビデオチャットで繋ぎ、VRで有名なIT企業OculusのITエンジニア、今崎憲児さんがシアトルからオンラインでで講義を行う新しい試みです。

会場の様子「コンピュータ・サイエンス(以下CS)」教育はその内容が専門的かつ多岐に渡るものですが、様々な分野でコンピュータ活用の重要性が高まっている現代において世界的に関心が高く、イギリスやアメリカなど欧米を中心にすでに小学生から学び始めているところもあります。
日本では2020年に小学校段階でのプログラミング教育導入が発表されました。しかし、プログラミングに関する用語や情報は英語であることも多く、これからの世代を生きる子供たちにとって英語は避けて通れない必須スキルとなっています。
そこで子供たちにCSに関心を持ってもらうとともに、英語を使いながら楽しく学んでもらおうという趣旨から今回の取り組みが生まれました。また世界との繋がりを実際に体感し、より身近に感じてもらいたいとの思いからビデオチャットを取り入れることにしました。 

ビデオチャットの様子子供たちには事前に宿題として教育用ソーシャルアプリ「Seesaw」を使い自己紹介動画の撮影・投稿をしてきてもらいました。当日は事前に共有した他のお友達の自己紹介動画を見ることから始まり、その後の講義ではコンピュータロジックの基礎(NOT, AND, OR)を講師の方から教えてもらいました。その中でロジックを使ったゲーム(親指をたてる=1、親指たてない=0として、ペアになった1人が手を使って「AND!」「NOT!」「OR!」と問題を出し、もう1人が論理演算の結果を親指の状態で答える)を行い、子供たちは体を使いながら楽しそうに学んでくれていました。 「論理演算」と聞くと難しく感じますが、実は普段の生活でもよくある考え方で、英語が苦手な子供たちもイラストを見ながら次第に理解してくれたようでした。

ゲームの様子をカメラマン役のお友達が撮影してSeesawに投稿したり、それをまた他の会場のお友達と共有して見たり、物理的な距離を超えて学ぶ子供たちに明るい未来を感じました。 講義のおさらいとしてクイズプラットフォーム「Kahoot」を使って、クイズ形式で論理演算の問題に答えることにも挑戦しました。タブレットを上手に使いこなす姿はさすが現代っ子!

説明のイラストゲームを撮影する様子最後にシアトルで活躍されているITエンジニアさん達への質問コーナーでは、「どうやったら海外で働ける?」「何を勉強したらいい?」など子供たちから積極的に質問があり、我が子の将来を考える親御さんたちも貴重なお話に耳を傾けていました。

今回は基本英語での講義ということで最初は戸惑う様子の子供たちもいましたが、それでも講義を聞き、ゲームに参加する中で少しずつ内容を理解して楽しんで学んでくれていたようでした。これをきっかけにCSの知識や英語だけでなく、自己表現や論理的思考など、少しでも子供たちの今後の学びの糧となってくれれば幸いです。 また途中、会場同士の通信トラブルなどでご迷惑をお掛けしたところもありましたが、それも課題として今後この取り組みの輪が広がっていくよう励んでまいります。

最後になりましたが、今回、会場(SOCKET IoMT/AI Lab Kumamoto)をお貸しいただいたワイズ・リーディング様、iPad 20台をご提供いただいたスターティアホールディングス株式会社様の本郷代表取締役には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 次回の開催もどうぞお楽しみに!
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 Kids Code Clubさんの開催レポート↓
http://kidscodeclub.jp/computer-science_20180422_report/

株式会社ワイズ・リーディングさんの開催レポート↓
http://ysreading.blogspot.jp/2018/05/1.html

Seattle IT Japanese Professionals(SIJP)さんの開催レポート↓
https://sijp.org/eventreport042218/